役立ち引越辞典

 
引越しは家庭の財産を移動するわけですから、信頼のおける業者を選ぶことが大切です。
最近では、運賃が安く、高度な技術を持った引越し専門業者を利用する傾向が増えています。
それというのも引越し専門業者は各地域に引越センターのネットワークを持っており、スピーディに その機動力をフルに発揮できるからです。
親切な応対、料金の明示、正確な見積り、はきはきした態度も選定の材料には欠かせません。
もう一つ大切なことは、各陸運局で運送業の認可を得ている業者を選ぶことです。

引越しにともなういろいろな手続きにはつぎのようなものがあります。

●区・市役所・出張所および町村役場への届出
●学校関係への届出
●電力会社、ガス会社、水道局への届出
●郵便局への届出
● 金融機関への連絡
●自動車関係(運転免許証を含む)への届出
●NHK,新聞および出入り業者への通知
●転居通知などの手配

以上のほか、ペットを飼っている家庭では、保健所へも出向かなくてはなりません。そのため、これらの手続きは早めに済ませておくのがよいでしょう。


電力会社には
電気の使用をやめるときは、その予定日を決め、前もって連絡してください。電力会社では連絡があると指定日に電気を止める処置や電気料金の精算をします。連絡がないと、空家になった家へ送電することになり、危険がともなうばかりか、料金の精算ができませんので問題がおこりがちです。
また、移転先の電力会社へ連絡をすると、入居予定日に電気がつながるように処置してくれます。

ガス会社には
あらかじめ最寄りのガス会社の営業所か、サービス店に引越し予定日時、お客さま番号などを連絡しておきましょう。なお、ガスの種類は地域によって異なりますので、現在使用中のガス器具が移転先で使えるかどうか、必ず問い合わせてください。

水道局には
水道局へも、電力会社などと同じように前もって連絡すると、係員が来て料金の精算をします。移転先も連絡しておくと、移転当日にはメーターボックスの元栓をあけてくれます。

電話の移設は
局番なしの116に電話をして依頼してください。

郵便物の転送
転出後、旧住所宛に到着する郵便物の転送依頼手続きは、最寄りの郵便局の窓口で、転居届け出用紙に旧住所と新住所を書き込んで提出すれば、1年間は自動的に転送してもらえます。

金融機関へは
銀行/登録してある印鑑と通帳を持参して所定用紙で住所変更の手続きをしてください。
郵便局/郵便貯金は通帳と印鑑があれば全国どこからでも引き出せます。転居後、最寄りの局で住所変更をしてください。
保険・クレジット会社/電話で連絡してください。

自動車関係
●自動車の登録変更
移転先の陸運事務所へ、車庫証明・車体検査証・新住民票・実印(本人以外のときは委任状が必要)を用意して車と一緒に15日以内に届けます。手数料が必要。
●運転免許証の住所変更
同一管内の場合は、住民票と免許証を用意すればいいのですが、他県からの転入の場合は写 真が必要です。届出は所轄の警察署です。ただし、更新の1ヵ月前にあたる時は更新時に手続きを済ませればよいことになっています。


団地・マンションの引越し
団地・マンションは一つの集合住宅ですから、一般住宅とは違った「暮らしのルール」が必要になってきます。例えば、団地に入居する際、部屋の模様替えなどをする場合は、管理事務所の承認を得てください。その場合でも使用する材料や工事は、公団住宅では定められた規格に従うこと。また、小鳥やペット類の飼育を禁止しているところもあります。

ワンポイント
●退出の際、あなた自身で設置した屋上のテレビアンテナや、郵便受箱の錠前なども忘れずに撤去してください。
●電気・ガス・水道料金を精算した場合は、管理人から料金支払済証の確認を受けてください。 鍵の返還もお忘れなく。
●引越し業者にお電話で申し込みをする場合は、必ずエレベーターの有無をお伝えください。


引越し専門業者は、荷物を運ぶ際には万全を期していますが、荷物の運搬中、万一の事故に備えて、わずかな掛け金と簡単な手続きで迅速に保障ができる運送保険をおつけすることをお奨めします。  運送保険は、引越し専門業者が保険会社と提携して手続きを代行してくれる場合が多いので、引越センターにお問い合わせください。


海外への長期出張や、引越しの際に、家財道具の一部を保管しなければならない場合、一時的に荷物を保管してくれる会社があります。
トランクルームといわれていますが、家財道具のほか美術工芸品、書画・骨董品、重要文書、毛皮、衣類なども保管してもらえます。 保管倉庫は空調が完備されているところもあり、大切に保管してくれます。


1ヶ月前からの準備
1.家主に連絡
2.住民登録などの諸手続き
3.電話移設の申し込み
4.ガス・電気器具の調整依頼
5.転居先の見取り図の作成
6.転校手続き

2週間〜10日前  引越センターの見積り予約
3月中旬から4月上旬にかけてと、8月・12月は平常の3〜4倍の件数が集中するので連絡はなるべく早くしましょう。

引越しの申し込みの際は、業者へ次のような事を伝えてください。
1.氏名(会社名・所属課)
2.現住所(公団、マンションなどは名称、階数、号室、エレベーターの有無)
3.新住所
4.引越し希望日(出発・到着)
5.輸送方法(トラック・コンテナ・航空便など)
6.引越しの内容(独身・家族構成など)
7.見積り日
8.連絡方法(自宅か勤務先の電話番号)


5日前 諸料金の精算を
公共料金、受信料、新聞等出入りの業者さんと話し合って代金の精算を済ませましょう。

4日前 不用品の処分
この日は荷物の整理日にあてましょう。使えないものはゴミとして捨てます。量 が多いときは、収集日の3日前までにゴミの質・量を知らせると、直接収集に来てくれます。処分にお困りのときは、引越センターへご相談ください。

3日前 小物の整理
小物の整理は意外に手間 取るものです。スーパーやコンビニで中古の段ボールを安く譲ってもらうのも一つの方法です。 当社でも、ご希望があれば梱包材料をお届けしますので担当者にお申しつけください。

2日前 家具の配置計画を
どの部屋にどの家具を入れるか、新居の見取り図を参考に家具の配置計画を立てておくと搬入の際に便利です。部屋ごとに色分けして配置する家具をメモし、それにしたがって荷物に色分けした荷札をつけると、搬入の作業がはかどります。引越センターの作業員にも1枚お渡しください。


前日 ご希望に会わせて梱包をします
自分で荷造りできないものは、すべて引越センターにまかせるとよいでしょう。翌朝までに使うもの以外はすべて荷造りします。 出発時に必要な現金を用意し、貴重品類、重要書類など携帯品をまとめておきましょう。もう一度、電力会社、ガス会社、水道局などへ連絡しておきましょう。翌日に備えて十分に睡眠をとるよう、早めにお休みになってください。

引越しの当日
いよいよ新居に向かって出発です。
指定の時間にイナミの車が到着したら、ドライバーと作業員につぎのことを指示してください。
●ワレモノ・取扱注意品
●別送品・不用品の区別
●転居先の地図・新居の間取り
●家具の配置計画書
トラックが出発した後は、旧居の掃除をして隣近所へお別れの挨拶をしてください。

引越し当日 新居で
新居では、作業員が家具の配置図または指示にしたがって、各部屋ごとに荷物の搬入および据付けをします。搬入が済みましたら受け取った荷物の確認をし、さしあたり使用する日用品から荷解きにかかります。
●万一、家具やガラスの損傷など事故を発見したら、すぐに作業員に申し出てください。
●到着後、時間が経過しますと事故の状態が不明確になります。
●電気、ガス、水道の各社に新規申し込みを。
●やっと引越しが終わりました。引越センターの作業員に運賃の精算をしてください。
●新居での生活が1日でも早くなじむよう、また、ご近所への挨拶も忘れずに。